平成29年9月23日㈯皇居どんぐり植樹

KIDS NOW JAPANでは東日本大震災後、
天皇陛下より「被災地の沿岸に植えていただきたい」というお言葉とともに賜りました皇居のどんぐりの実を育ててまいりました。
平成27年3月には、国連の防災世界会議が仙台市で開催された際、各国首脳の皆様が仮植樹を行いました。この度、その苗を岩沼千年希望の丘に植樹させていただきました。
(それ以外の皇居のどんぐりの苗木は去る6月17日に植樹をさせていただきました。)

お忙しい中、元フィジー国名誉総領事・元三森コーポレーション社長令夫人、岩沼市議会の佐藤議員、サッポロビール東北本部マーケティング部、部長曳地様にもおいでいただき、さわやかに晴れ渡る空の下、無事植樹が終了しました。

改めまして、各国の関係者はじめ、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。この苗はやがて未来の命を守る立派な森となることでしょう。ありがとうございました。
当日の写真はこちらからご覧ください。

なお、10月21日㈯は、年内最後の育樹作業(草取り)となります。9:00より、千年希望の丘で作業を始めます。多くの皆様の参加をお待ちしています。
また、翌10月22日は東京で「みんなで防災~助かるために行動しよう」を開催します。
詳しくはこちらです。

フィスブックからも申し込めます
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平成29年9月9日(土) 岩沼千年希望の丘育樹ボランティア活動

真っ青な空の下、9月の育樹ボランティアを実施しました。
今回の作業は、まず平成26年に植樹した場所の草取り作業を行いました。
植樹したときは20~30cmだった苗が、約3年で人の身長が隠れるほど生長し、着実に「森」ができていました。
次は今年6月に植えた「皇居のどんぐり」の周りの草取りをしました。
6月の植樹の様子
研修で訪れているダイムラー・ファイナンシャルサービス株式会社とメルセデス・ベンツファイナンス株式会社の皆さんが作業に参加。
あっという間にきれいになりました。
その後玉浦公民館に移動し、震災についてお話をさせていただきました。
二社の皆様はずっと復興支援を行っており、研修としても毎年被災地を訪れています。
ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

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平成29年8月26日㈯ 「みんなで防災」レポート

8月26日、東京大田区を会場に「みんなで防災~1000年後の命を守る~」宮城・女川からのレポート&ディスカッションを開催しました。
当日の写真、当時の記事等

あの日をどう受けとめ、未来に何を遺し、伝えていくかは、被災した、しないに関わらず、また、大人にとっても、子どもにとっても、大事なテーマです。全国各地から80名以上の方に参加いただきました

震災の年に中学校に入学した彼らの6年間の歩み、そして、現在の姿からは学ぶものが多くありました。参加者の皆様もそれぞれの立場で、想いを新たにされたようです。
また、中学時代から彼らを見守り、支えてきた新聞記者の方やNPOのスタッフも駆けつけてくださいました。
毎日新聞の記事より
次回の「みんなで防災」は10月22日です。よろしくお願いいたします!

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参加された皆様から寄せられたメッセージ・感想を抜粋して紹介します。

◆生徒さん達がなぜ「女川のいのちの石碑」をたてる活動をしているのか、その経緯と活動内容をじかに聞いて本当に感動しました。

◆辛い震災の経験を思い出し碑文に刻む俳句にまとめるのも、簡単な作業ではなかったと思います。
その生徒達の思いが形になり夢が実現するように、励まし、教え導き、実現に向けて尽力されて来た先生方もまた、教育者として大人として素晴らしい方々だと思いました。
さらに感動したのは、全国探してもその方だけかもしれないという石材店の方とのお話です。
女川に21基いのちの石碑をたてたいという生徒達の意気に感じた石材店の方が、
「石は寄付する(一基あたり200万円相当)が、工事費は全部で1,000万円かかるが、その費用はどうする?」
と言われ、夢や思いを形にするにはお金がかかるという現実の壁にぶち当たりながらも、みんな諦めずにその実現に向けてみんなで知恵を出し合って取り組んで来たという話に胸を打たれました。

◆「1000年先の人達の命をも守りたい」
それは、あの時に戻ってでも助けたい人たちへの思いも重なり、生き残った自分たちの使命だと思う子ども達の純粋で真摯な気持ちの結晶なのだと思いました。

◆石材店の方に、なぜ一基ごとに担当者が変わるのか理由を聞いたところ、
「石に刻んで磨いて立てるのは石屋の仕事。いのちの石碑を立てる作業をする事で、従業員に石屋の本当の仕事を学んで欲しいから。」
とおっしゃった話に感銘を受けました。
プロの仕事とはまさにこういう職人意識が大切なのだと思いました。
たとえ相手が子どもだとしても、クライアントの思いを形にする。自分の仕事が今後の災害の防災減災に役立ち、1000年後の人達の命を救う貴重な資料として遺る。
人間の命は短いが、石はこの先何千年も残る。
女川の地に何があったのか、その画像も映像も残らないことが起きたとしても、石は残る。そこに刻まれた生徒達の思いも…。
そしてそれに協力することを自分の仕事として認識し、若い従業員に学ばせる。その石材店さんとのやりとりから、生徒達は、仕事をするということはどういうことかを学ぶことができる。まさに本当の意味でのキャリア教育だと思います。
また、その生徒達の行動や活動は、地元の大人達を勇気付け元気付けるだけでなく、賛同し応援してくれる人達が国内外に増えています。さらに活動資金も。
それに対する感謝と責任の重さもまた、生徒達をさらに成長させる大きな原動力になっていると思います。

◆帰り道、震災の時には赤ちゃんだったり震災後に生まれた小学生達向けに、防災カルタを作ろうと思っていると話してくれた生徒さんと話す機会がありました。
「きっとあなた方の思いは、1000年先の未来の子ども達にも石碑と共に残ると思うよ。あなた方の子どもや孫やひ孫達も子々孫々「この石碑をたててくれたのは自分のご先祖様なんだ、それも学生の時に!」と自慢に思うと思うよ。」と話しました。

◆さあ、私は被災地出身者として未被災地の子ども達に、これをどう伝え、想定されている東南海地震、南海トラフ地震にどう備えるか。とても貴重な体験と時間でした。
子ども達の命を守るのは私たち大人達の役割です。
子どもは国の宝です。
子ども達の未来を守るのは私たち大人の責任です。

◆有意義な時間をありがとうございました。 とても勉強になりました。 また、お子さんたちに、パワーをいただきました。

◆生徒達、先生方、石材屋さんの強い想いに感銘を受けました。
そこにどんな災害があり、その教訓を後世の人々に伝え、そこで犠牲になった人達を弔う石碑は、二度とこのような悲劇を繰り返してはならないという被災された人々の思いが込められた鎮魂の碑です。
日本各地に残る石碑に込められた教訓を、しっかり受け止め見直さなければと思いました。

◆女川中学校の卒業生が、1000年後の未来を守るために立ち上がり、活動を続けているといることに感銘しました。
「最初は、本当にできるのか不安だった。」という話を聞き、初めから、ストーリーが創られていたのではなく、生徒さんや先生方、地域の方々が、「いのち」を思い、「いのち」を守るために、手探り状態で、それでも、「大切ないのちを守るため」にやってきたことを知りました。

◆震災直後、阿部先生が、カーテンを開け、「女川が大変なことになった。これまで学んだことをどう生かせばいいか考えだけてみよう。」の呼びかけは、とてもお辛いものであったと思います。でも、そこから未来への一歩が始まったのですね。そして、今も続いている。同じグループでお話してくださったYさんの笑顔は、とても素敵でした。阿部先生や佐藤先生は、この子たちのこの笑顔を守ったのだと思っています。守ったというか、守り続け、寄り添い続けているからこそ、どうしようもない不安に陥っても、手を伸ばすことができるのだと思います。

◆力をいただきました。今、現場では、道徳の教科化に向けて、道徳の授業が検討されています。そんな中で、どうも、授業の形式ばかりにとらわれ、本当に大切なことが、どんどん抜け落ちていくように感じてなりません。だからこそ、昨日の女川中の卒業生の皆さんの活動は、何が大切なのか、何を伝えるべきなのかを示してくださいました。

◆防災という視点も大切ですが、今回伝えてくださったことは「いのちの尊さを伝える」大切な活動であり、「いのちの授業」そのものなのだと感じています。すばらしい活動の報告を聴かせていただきありがとうございました。私も、これを子供たちに語り続けていきたいです。授業として…。そして、女川にも足を運び、石碑を拝見したいです。これからもどうぞよろしくお願いします。 

◆昨日、震災当時小学6年生。中学に進学してから、二度とあの辛い思いをしないよう自分達に何ができるかと、様々な授業の中で取り組み、記録に残すために石碑作り、「命の教科書」を作った、この春高校を卒業した子ども達が、彼らを支え見守り続けている阿部先生と敏郎先生と一緒に女川からいらっしゃいました。

◆阿部先生の「女川の授業が始まります」でスタート。阿部先生は「彼らは私の先生です」と……。震災前は「やりたい事をやらせてあげられる教師ではなかった」と…。
震災がどれだけ大きなことだったのか…。

◆4つのグループに分かれディスカッションへ。
私のグループでは、石碑が実現するまでの過程とこの6年間の彼らの取り組みを伺うことができました。

◆中学では社会や国語の授業で、高校では月2回、卒業してからは半年に1回と仲間と集まることが自分達の居場所だったと。
彼らの声は様々な所に届き震災の翌年2012年7月には仙台で開催された世界防災会議にも発表された。

◆辛い経験を話せなくなる時に、そっと助け合う同級生達。彼らは子ども達のやりたいことを認めてくれたから実現できたと先生方との熱い信頼関係もどこよりも強く感じます。

◆彼らの伝えたい思いが、紙媒体から直接語る口媒体と、石屋さんの心まで動くことに。日本中、世界中の人が1000後の命を守るためにと、活動を続けられています。石碑は町内21ヵ所建てられる予定で現在16基。

◆防災は空気のように当たり前な事で負担になってはいけない!!大切さを伝えたい!!
知って欲しい!!肩の力を抜いて…。絶対風化させてはいけないからと、自分達の思いをしっかり私達に伝えてくれた彼らは18歳……。
子ども達を信じ、子ども達の心に寄り添った先生方との暖かい素敵な関係がありました。

◆「自分達が言った事をたまに思い出して下さい」と最後に彼らはまとめました。
彼らの活動はまだ続いています。
石碑だけではなく「命の教科書」も中学版から小学版も英語版も作りたいと!!
「愛すべき 未来のために 我が道を」
「我が道」が自分達にとってはこの活動なんです!!と。
彼らの一言、一言がそして先生方の思いもとてもとても心に響く素晴らしい時間でした。

◆私達ができるのは、やはり伝えて行くこと。皆、幸せでありたいから…
二度とあのような辛い思いをしてはいけないから…
風化してはいけないから…。
「命の教科書」も全国の学校へ図書館へ届く事を願います。
そして彼らの活動が必ず教訓になっていくのだと強く思います。
スタッフの皆さん、いつも本当に素晴らしい企画をありがとうございます。
また現地で石碑の前にも立ちたいと思います…。
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※次回10月22日の講師長田さんも参加してくださいました。こちらのブログもご覧ください。
いのちの石碑プロジェクト
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平成29年7月15日 育樹ボランティア参加募集

KIDS NOW JAPANでは、6~10月の第3土曜日に、岩沼千年希望の丘の育樹、植樹を行っています。
植樹した苗木は、小さい間(2,3年)は草取りなどの手入れが必要です。2,3年の間雑草に負けずに育てば、あとは自然に生長していきます。そして、豊かでたくましい森になり、何百年も何千年も命を守ります。
多くの皆様の参加をお待ちしています。
日 時  平成29年 7月15日 (土)
  9:00~12:00 ※雨天決行、荒天中止
集合場所  岩沼千年希望の丘第1号丘付近
      宮城県岩沼市下野郷浜
    ※今年ではなく2年前に植樹した場所です。
会場地図

作業内容 草取り、植樹、環境整備
持ち物  手袋、タオル、飲み物、帽子、  
     汚れてもいい服装、運動靴
◆ 参加は無料です。
◆ スコップ、移植ベラ等あればご持参ください。(なければ必要はありません)
◆ 学生で希望する方は「ボランティア活動証明書」を発行します。
◆ 申込みはKIDS NOW JAPAN事務所までお願いします。kidsnow.2012@gmail.com
◆ ボランティア保険に加入していない方はこちらでかけます(30円)。住所と電話番号を記入してください。
◆ KIDS NOW JAPANでは随時ボランティアを受け入れています。ご相談ください。

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活動報告 平成28年8月21日(日) みんなで防災~必ず来る想定外を生き抜くために~

私たちは、いつどこで何が起きるか分からない時代にいます。
大人も、子供も、防災に関心がない人も、みんな生き抜かなければなりません。
知らない人同士が助け合うことも必要です。
いろんな人を対象に、緊急時の行動を考える防災教室を、ということで企画しました。会場は大田区のライフコミュニティ西馬込。

前半は、慶應大SFC大木聖子先生の研究室の学生による防災グッツ作り。大木先生も来てくださいました。
ペットボトルランタン、非常用ポーチ、ナプキンマスクを子ども達を中心にみんなで作りました。学生の皆さんは作り方はもちろん、その必要性や心構えも分かりやすく教えてくれました。

後半は子供と大人に分かれて活動。子供はダンスやゲームで楽しく防災のポーズを覚えました。大人は大川小学校校舎の保存についての座談会をしました。3.11から5年以上過ぎ、未来に何を遺し、伝えていくべきか、立場や地域を越え、みんなで考えていきたいと思います。

最後はステージで子供の発表会。こうやって知らない人同士が一体となることは、災害時に最も必要なアイテムです。

次回10月23日は練馬区の防災組織「心のあかりを灯す会」の長田香さんをお招きして、非常食のレシピを学びます。

12月23日は「16歳の語り部」で話題となった宮城県の高校生とのディスカッションを計画しています。

《参加者の感想》

昨日はお疲れさまでした。そしてありがとうございました。
『みんなで防災』のタイトルにふさわしく、年齢を越えて会場がひとつになる素敵なワークショップでした。

防災グッズの作成から、参加されたお子さまの意識が最後のだんご虫体操にしっかり現れていると思いました。
私も最初から子ども達の楽しそうに踊る姿に自然と手拍子になり、一緒にリズムを取っていました。このようなきっかけで楽しく防災を学べる、そして習慣になる事がとても大切だと思います。

防災グッズのランタンも優しい灯りに癒されました。停電の中でも恐怖ではなく心が落ち着く場になれると思います。
今日の東京の台風の通過も、いくら進路を予想されても対策すら間に合わないのが現状です。災害は地震だけではないことを再認識させられます。

子ども達にとって楽しく学べる事は一番です。親子で参加されご自宅に帰られてもきっと素敵なきっかけになり、更にこれからのお話しの続きができたのではないでしょうか?

そして、大川小学校の出来事を知っていただくのは本当にまた大切な事と思います。
どうか、隠されてしまった事がいつかきっと小学校が残されたことで未来に繋がる事を願っています。

12月の『16歳の語り部』講演会も楽しみにしております、

参加させて頂き、本当に良かったです。
ありがとうございました。

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